体験談【ダイアローグライブ 9月15日】
「自由な対話で日々を開く!」吉冨美鈴
今回、自由に話し合う、というテーマの通り、ほとんどの人が、今、この瞬間に感じることをシェアした。
NCGのプログラムに通うようになり、ダイアローグ(対話)という言葉に出会ったが、「ダイアローグ」の奥深さに毎回驚く。
私は10年ぐらい講師業をしてきた。最初は人前で話せないところから始まったけれど、何度も繰り返し経験することで話せるようになってきた。
だからNCGに関わり始めた頃は、話すのは得意だと思い込んでいた。
でも、プログラムに2、3回通った頃に、本当の対話を私は知らなかったことに気づかされた。
何か習ったことを説明するのはすごく簡単なことだと今は感じる。
でも、「今自分の中にあること」をみんなの前で正直に、素直に、シェアすることはとても難しいセンスだ。
それだけ、人の目を気にして、正しいことを言わなきゃ!と生きていたのだと思う。
今回のダイアローグプログラムはいつにも増して、自由な会話が連鎖的に起こっていた。
どんどんその場のエネルギーがあたたかくなるのを感じた。
こうやって人間同士が素直に話し、相手を受け入れる、それだけで人はどんどんオープンになり、今まで閉じていた可能性を開くものなんだ、と実感した素晴らしい時間だった。
ダイアローグのセンスを掴んで、たくさんの人とこのあたたかさを共有していきたいと思う。