
ダイアローグライブ 6月16日
明石真理子
今回のテーマは「出会いを創る思いのことば達!仲間を増やす楽しい未来作りのコツとは?」だった。
壇上で一つの家族が互いのことを話す姿や、個から親を見た関係性を話す姿を見て、私は自信が家族とも周囲の人々とも向き合えていないことに気づいた。
私は昔はすごく“いい人”だと自身を捉えていた。
周りからそう言われていたからだ。幼いころは芯からいい子だったろうが、表面的にいい子であれば裏でどんな人でもいい評価をもらえる人たちを見て、人には二面性があることが普通で、そうなっていくことが普通の人間なんだと思うようになった。それからは人と深く仲良くなることも、他人を深く知ろうとすることもなくなっていた。
それがNCGのプログラムではどうだろう。本音、本音、本音のオンパレード。
愛想笑いをすることもなく、真剣な顔で自分に在ることを話す。
こんな場所があるのか、と戸惑ってしまう。でも話せば話すだけ自身が本当は話すことを求めていたことに気づかされる。
話すことを辞めていた分、ためらいが生まれるようになってしまったが、それでも一歩ずつ、一言ずつ言葉が増え、そのたびに出会う仲間が増えていく。
出会いは自身が拓くことで生まれていく。私も未来の仲間たちをどんどん増やそうと感じた。